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orthokeratology手術以外の視力矯正
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーとは?
特殊なデザインの高酸素を通過させるコンタクトレンズを就寝中に装用することで、角膜の形状を矯正して視力の矯正を行う方法です。
就寝中の視力矯正後、一定時間効果が持続するため、日中裸眼で過ごすことが可能になります。
手術の必要はなく、治療を中止すれば角膜の形状は元に戻ります。
通常、1週間から1ヶ月程度で視力が安定し効果が実感できるようになります。
お子さんでも装用可能(6歳以上)ですので、お気軽にご相談ください。
こんな方におすすめです
- 眼鏡やコンタクトレンズから解放されたい方
- 軽度から中等度の近視の方
- レーシックやICLなどの外科手術に抵抗がある方
など
オルソケラトロジーの特徴・注意点
特徴
<日中、裸眼で生活できる>
オルソケラトロジーの効果により日中、裸眼で生活できるようになり、眼鏡を気にせずにスポーツが楽しめるようになります。
<治療を中止すれば角膜の形状は元に戻ります>
レーシックとは違い手術ではないので、治療を中止すれば角膜の形状は元に戻ります。
外科手術に抵抗がある方でも安心して受けられます。
注意点
- 適応となるのは軽度から中等度の近視です
- 取り扱い方法はハードコンタクトレンズとほぼ同様で、異物感は比較的軽いものの、ハードコンタクトレンズを装用して眠ることに慣れていただく必要があります
- 就寝中に視力を矯正するため、6時間以上の睡眠時間が必要になります
レンズは貸し出し専用です
オルソケラトロジーレンズは貸し出し専用で、治療を中止する場合は必ずご返却ください(スペアレンズの処方も致しかねます)。
マイオピン
マイオピンとは?
マイオピンとは、1日1回、低濃度アトロピンを点眼することで近視の進行を抑制する治療です。
治療の対象は基本的に6~12歳までとなります。
原則オルソケラトロジーと併用していただくことになりますが、オルソケラトロジーができない3~5歳のお子様の場合、単独処方するケースもあります。
マイオピンの特徴・注意点
特徴
<近視を抑制>
眼軸長の伸びを抑えることで、近視の進行を平均60%程度軽減すると言われています。
<副作用はほとんどありません>
低濃度アトロピンを点眼しますので、副作用はほとんどありません。
注意点
- 原則、オルソケラトロジーと併用
- 毎日点眼が必要
- 少なくとも2年間継続することが望ましい