日帰り斜視手術の流れ

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STRABISMUS SURGERY日帰り斜視手術の流れ

手術の検討

プリズム眼鏡や遠視を矯正する眼鏡など、眼鏡の装用で治療できない斜視については手術を検討します。
当院では原則、局所麻酔が可能になる15歳以上を対象に手術を行っています。

診察

眼球のチェックや斜視の程度などを確認し、斜視の種類・症状を診査・診断します。
それをもとに適切な治療方法を検討します。

術前検査

斜視の角度を測定して、大きい場合には手術適用となります。
斜視手術で外眼筋(目を動かす筋肉)を動かす幅などを決めるために、定量という術前検査を行います。

手術の説明

斜視手術について詳しくご説明いたします。
片目の手術で25分程度、両目の場合で45分程度で、おおよそ30分から1時間程度の手術となります。

手術

局所麻酔と低濃度笑気ガス麻酔を併用して手術を行います。
麻酔科の医師がいますので、静脈麻酔にも対応することができます。

筋肉を動かしている時、麻酔が効いていても痛みが生じる場合があります。
痛みの感じ方には個人差があり、強い痛みを感じる方から、まったく平気な方まで様々です。
術中、緊張すると痛みを感じやすくなりますので、緊張するとは思いますが、できるだけリラックスして手術を受けられるようにしてください。

手術終了

手術が終わりましたら眼帯をします。
術後、リカバリールームでしばらくお休みいただきます。

ご帰宅

術後の説明・診察が終わり、体調に問題がなければご帰宅いただけます。
点眼薬と内服薬を処方しますので、指示通り点眼・服用してください。

A LIST OF DO’S AND DON’TS斜視手術の注意点

日常生活

点眼・内服

処方した点眼薬・内服薬を用法・用量を守って点眼・服用してください。
術後の目薬は最後まで差し切るようにしてください。

眼帯

手術当日と翌日まで眼帯をしていただきます。
眼帯を外したばかりの時はものが二重に見える場合がありますが、通常、徐々に治まります(再手術が必要なケースもあります)。

洗顔

手術翌日の診察後から洗顔していただけます。

入浴

首から下だけのシャワーなら手術当日から可能です。
その際、お顔に水がかからないように注意してください。
万が一、目にお水が入った場合にはPAヨード点眼にて洗眼してください。

プール・温泉

術後1ヶ月はお控えください。

コンタクトレンズ

術後1週間くらいから装用可能です。
目の赤みが気になる場合は、赤みが引いてから装用するようにしてください。

術後の通院

術後、経過観察のために定期的に通院していただきます。

副作用

  • 術後、出血のために目が2~3週間程度、赤くなります
  • 術後、ごく稀にものが二重に見える患者さんがおられます。通常、時間の経過とともに改善されていきますが、長期間続くようでしたらプリズム眼鏡による治療、また再手術を行うことがあります

術後の目の位置について

ミリ単位で筋肉の移動を計算して手術し、目がまっすぐ向くようにしますが、術後、予想に反して目の位置が大きくずれることがごく稀にあります。
その場合、再手術が必要になることもあります。

眼球運動リハビリテーション

術後、眼球運動リハビリテーションを行ってしっかり目を動かすようにしましょう。
眼球運動リハビリテーションは1日1回行っていただき、特に術後1週間が大事になります。
術後1ヶ月を目安に継続してください。

06-6934-1146

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