日帰り硝子体手術の流れ

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手術の検討

黄斑円孔、黄斑上膜、糖尿病網膜症、硝子体出血、網膜剥離などが硝子体手術の適応疾患となります。
同時に、白内障の手術が必要になる場合もあります。

術前検査

硝子体手術を行うことになったら、術前検査(角膜内皮細胞、角膜曲率、眼軸長、OCT、前眼部OCT検査など)を行います。

手術日の決定

検査の結果、手術が適応となりましたら、患者さんとご相談のうえ硝子体手術の日程を決めます。

手術当日

ご予約いただいた時間に当院へご来院ください。

術前点眼・点滴

術前に血圧などを確認した後、手術用の点眼・点滴を行います。

手術

リラックスして手術が受けられるように、低濃度笑気ガス麻酔を使用します。
眼に3箇所小さな穴(1㎜)の穴をあけ、各種処置を行います。
レーザー光凝固や空気・ガス注入を行うケースもあり、空気・ガス注入を行った場合には、術後、うつむきや横向きの姿勢が必要になることがあります。
患者さんによって異なりますが、手術時間の目安は30~90分です。同時に白内障手術が必要になるケースもあります。

手術終了

手術が終わりましたら眼帯をします。
術後、リカバリールームでしばらくお休みいただきます。

ご帰宅

術後の説明・診察が終わり、体調に問題がなければご帰宅いただけます。
点眼薬と内服薬を処方しますので、指示通り点眼・服用してください。

A LIST OF DO’S AND DON’TS硝子体手術の注意点

日常生活

点眼・内服

処方した点眼薬・内服薬を用法・用量を守って点眼・服用してください。
当院では術後眼内炎予防のため、術後1週間はPAヨード点眼(消毒)を使用していただいております。1週間を目処に抗菌剤に変更いたします。

保護眼鏡

目を保護するために、しばらくの間、保護眼鏡を装用していただきます。

入浴

首から下だけのシャワーなら手術当日から可能です。
その際、お顔に水がかからないように注意してください。
万が一、目にお水が入った場合にはPAヨード点眼にて洗眼してください。

食事

消化に良いものを食べて、飲酒はしばらくお控えください。

術後の通院

手術翌日、3日後に通院していただき、その後は状態に応じて徐々に間隔をあけていきます。

術後、うつむきを指示された方へ

眼内へのガス注入を行った方は、最短1日から最長2週間程度までうつむきや横向きの姿勢が必要です。
食事・トイレ以外、常に指示された姿勢を保っていただくことになります。
うつむき姿勢をとる際、お貸しする馬蹄形枕を使って顔面が水平になるようにしてください。

06-6934-1146

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