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STRABISMUS斜視について
斜視とは?
斜視とは、片方の目は対象物に向いているのに、もう片方の目は違うところを見ている状態を言います。
片方の黒目が外側に向いている外斜視、内側に向いている内斜視、上側に向いている上斜視、下側に向いている下斜視などがあります。
先天性と後天性に分けられ、先天性の多くは共同性斜視で、両眼視機能(奥行や遠近など、ものを立体的に見る機能)が獲得しにくい場合があります。
特に外斜視のうち恒常性外斜視(常に左右どちらかの目が外側に向いている)の場合、両眼視機能の獲得が難しくなります。
後天性では麻痺性斜視が多く、疾患や脳神経麻痺などが原因で起こり、複視(両目で見るとものが二重に見える)が生じます。
当院では、お子さんの斜視手術も可能ですので、お気軽にご相談ください。
若年層で増加するスマホ内斜視
スマホ内斜視とは、スマートフォンの長時間の不適切な使用によって片方の目が内側に向いて、左右の目の視線がずれた状態を言います。
近年、10~20代の若い世代の間で急増しており、夜、ベッドに入って片目をつぶりながらスマートフォンのモニターを見たり、目を極端に近づけてモニターを見たりするなどの習慣が発症に関わっていると考えられます。
スマホ内斜視によりものが二重に見えるなどの症状が現れる場合がありますので、こうした症状をお感じでしたらお気軽にご相談ください。
このような症状が現れます
- 複視(両目で見るとものが二重に見える)
- ものの立体感が把握しにくい
- 眼精疲労
- 外見的なコンプレックス
など
斜視の原因は?
目の筋肉の異常
目の筋肉の異常により両目の視線が合わなくなります。
遠視
遠視の場合、ピント調節機能に過度な負担がかかるため、内斜視が起こりやすいとされています。
疾患・神経の異常
何らかの病気、また脳神経の麻痺などが原因で斜視が起こることがあります。
加齢
加齢が原因で斜視が起こる場合があり、これを加齢性斜視(SES)と言います。
STRABISMUS TREATMENT斜視の治療は?
斜視の日帰り手術を行っています
斜視には様々な種類があり、斜視の角度が小さい場合には、プリズム眼鏡という特殊な眼鏡を用いた治療が行われます。
遠視が原因の斜視(調節性内斜視)に対しては、遠視を矯正する眼鏡を使って治療します。
眼鏡の装用で治療できない斜視については手術を検討することになります。
今福鶴見駅からすぐのみらい眼科皮フ科クリニックでは、斜視の日帰り手術を行っています。